健康へのステップ〜睡眠編②〜

  • 2021年9月23日
  • 2021年9月23日
  • 健康
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寝不足が及ぼす危険なリスクとは・・

前回の記事を少し深掘りしてみました。

視点を変えながら、寝不足のメカニズムと解消法などを詳しく解説していきます。

寝不足とはどのような状態か?

寝不足とは、自分にとって十分な睡眠がとれていないことを指します。
同時に、質の良い睡眠がとれているかどうかも大切です。
睡眠時間が長く確保できていたとしても、質の良い睡眠がとれなければ寝不足ではないと言い切れません。
寝不足になると日中に眠くなるだけでなく、頭がボーとしたり、疲れを感じたりします。
睡眠不足によって脳が酸欠状態を解消できずに頭痛がしたり、体の機能が低下することで吐き気やめまいが起こったりとさまざまな症状が起こります。

理想の睡眠時間ってあるの?

睡眠の必要時間は人によって個人差があるため一概にはいえませんが、、、
日本人の平均である7時間は欲しいところです。
国内の40〜79歳を対象に行われた調査によると、1日7時間睡眠をとっている人がもっとも死亡率が低いと出てます。
個人差や年齢による違いはあるにせよ、7時間を目標にすることに大きな外れはないでしょう。

ただし「寝なくてはいけない」と神経質になりすぎると、ストレスを感じてかえって眠れなくなってしまったり、夜中に目を覚ましやすくなったりすることがあります。

  布団に入って15分以上眠れなければ思い切って起きちゃうのも手にゃ!

眠れないからといって無理に布団に入り続けると、脳が布団の中は眠る場所ではないと錯覚してしまい、今後に悪影響を及ぼしかねません。
寝る前はリラックスすることを念頭に置き、考え事をやめたり、単純作業に没頭して頭を空っぽにしたりといった工夫をしてみるのも効果的です。

寝不足だなと自覚するものは。。

寝不足で脳の目覚めが悪くなると、さまざまな症状が現れます。
次のような症状は、どれも一見寝不足とは関係のないようで見過ごされがちですが、細かく調べてみると自分が寝不足かどうかが判断できるかもしれません!

アメや氷などをガリガリと噛んでしまう

寝不足になるとセロトニンが低下し、気分が不安定になりやすいという症状が現れます。不安定を解消する為に、噛むというリズム運動をすることでセロトニンの分泌が促されるため、目を覚ましたり、心のバランスを保ったりといったことができるようになるのです。無意識的にアメや氷を噛んでしまう人は、寝不足による症状をやわらげようと体が頑張っている証拠かもしれません。

また、朝昼晩の3食以外のタイミングで甘いものが欲しくなる場合も、寝不足が影響していることもあります。
寝不足で脳の機能が低下すると満腹ホルモンが減少し、食欲増進ホルモンが増加するといった事態が起こります。これにより、間食や夜食として甘いものが欲しくなるといったことが起こりやすくなるのです。

糖分のとりすぎは質の良い睡眠を促すメラトニンの分泌を遅れさせてしまうため、より睡眠不足に陥るといった悪循環を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。

他にも寝不足のサインとして、人や物にぶつかりやすくなったり、忘れっぽくなったり、部屋やデスクが散らかりやすくなったりといったことがあげられます。

どれもが寝不足により脳の目覚めのレベルが低下することや、気分が不安定になることで発生するため、このようなサインを感じたら早めに寝不足対策に努めましょう。

 

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