〜語呂合わせ編〜筋肉①

国家試験に合格するためには体の構造を覚える事が必要不可欠です。
筋肉や骨、血管、リンパ、神経、ホルモン。。。

沢山ありますが、語呂合わせで覚えると少しは楽に覚えられます✨

今回は

【咀嚼筋】・・そしゃくきん

物食べる、飲み込むときに使う筋肉になりますが、非常に重要な役割で国家試験でも出やすいです。

国家試験は4択問題なので4つで略されてるモノは出やすいですよ!

覚え方は

『校則は無い方がいい』・・・・コウソクハナイホウガイイ

コウ・・咬筋

ソク・・側頭筋

ナイ・・内側翼突筋

ガイ・・外側翼突筋

の4筋肉をまとめて呼びます。

過去問では

咀嚼筋はどれか。

  • 1. 頬 筋
  • 2. 咬 筋
  • 3. 口輪筋
  • 4. 胸鎖乳突筋

これは簡単ですが、ここから応用で筋肉の作用、神経等が出てきますので
全て下記に

咀嚼筋群まとめ

筋名 起始 停止 神経 作用
咬筋 頬骨弓(頬骨) 咬筋粗面 下顎神経↓ 下顎骨の挙上
側頭筋 側頭鱗 筋突起 (三叉神経の 下顎骨の挙上
下顎骨の後方移動
内側翼突筋 蝶形骨翼状突起 下顎頸  第3枝) 下顎骨の前方移動
外側翼突筋 蝶形骨翼状突起 下顎角の内面 上記に同じ 下顎骨の挙上

基礎知識

咬筋は咀嚼筋のうちでは浅層にある筋のため、収縮させる(歯を食いしばる)と、ほぼ全体を下顎角より上で触れる事ができる。

側頭筋は側頭窩から広く起こり、こめかみの部位でその収縮を触れる事ができる。

下顎の挙上には咬筋、側頭筋、内側翼突筋が作用する。

下顎を前方に移動するときには、両側の外側翼突筋が作用し、これを戻すときには側頭筋の後部繊維が動く、内側翼突筋は下顎を引き上げる。
外側(および内側)翼突筋が、一側のみ働くと下顎を反対側に動かし、左右交互に収縮すれば臼磨(すりつぶす)運動となる。

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