理学療法士と作業療法士の違い

業界質問あるある②

私自身、この業界に入っても違いがわからず
友達が資格を取って、話を聴いていくうちにわかってきました!!

今回はその違いを紐解いていきたいと思います。

先ずは、簡単にまとめたこちらをご覧ください。

作業療法士って?

日常生活をスムーズに送るために施術を行いますが、理学療法士とは担当する動作は異なります。

作業療法士のリハビリテーションを行うのは、食事や入浴、歯を磨くなどの応用動作。

また、【精神】に対して治療を行うことができるのも作業療法士の特徴です!

作業療法とは?

作業活動を通じた【身体】と【こころ】のリハビリテーションです。

作業活動には家事や食事、入浴などの日常生活における動作から字を書くこと、そして手芸、陶芸などの趣味まで幅広いものが含まれます。

患者の状態や目的に合わせて適切な作業を選び、身体機能の回復や社会復帰を目指すのが、作業療法士の役割です。

理学療法士って?

身体障がい者や高齢者、さらに怪我や病気の後遺症で身体が思うように動かせなくなってしまった人に対してリハビリテーションを行います。

【立つ・歩く・座る】など、日常生活における基本の動作が出来ることを目標として、理学療法に基づいたリハビリテーションを施します。

理学療法とは?

歩行訓練などの運動を通じて、患者さんの筋力や関節の機能回復を目指す運動療法になります。

日本の法律では理学療法士のことを

身体に障害のあるものに対し、主として基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他運動を行わせる、及び電気刺激、マッサージ、温熱、その他物理目的手段を加えることをいう。

治療の一環では、温熱・水・赤外線・電気、など症状に適した刺激を与える運動療法があります。

この様に理学療法に基づいたリハビリで、患者さんの身体機能の回復をはかるのが、理学療法士の仕事になります。

治療内容の違いについて

作業療法士と理学療法士は似ている様で、治療の仕方がちがいます。
同じ4年生の学校でも学ぶことが違ってきます。

作業療法士の治療

治療を行う対象者を3つに分けることができます。

1 身体障害に対して

2 発達障害に対して

3 精神障害に対して

となります。

理学療法士の治療

こちらも3つです。

1 運動療法

2 物理療法

3 動作練習

です。

こちらの内容は少し濃い内容となりますので次回で取り上げたいと思います。

業界あるあるや、これが聴きたい等があればぜひ教えてください!!!

 

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